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合鍵をポストに入れるのはNG!危険な理由と対策方法を解説

自分が留守の間に子供や家族が帰宅する場合、鍵の受け渡しが行えない状況が考えられます。しかし、その際に鍵をポスト入れて受け渡しを行うのは絶対にやめましょう。最悪の場合、犯罪に巻き込まれてしまいます。

合鍵をポストに入れておくことの危険性

合鍵はポストに入れてはいけない?

 

小学生の子供がいる家庭の場合、鍵を無くしてしまうリスクを顧慮して家のポストや宅配ボックスの中に鍵を保管している場合があります。
もしくは一人暮らしで仲の良い友達を宿泊させた際に、後から出る友人に鍵はポストに入れておいて貰うという可能性があるかもしれません。

 

しかし合鍵とはいえ、ポストに長時間鍵を放置しておくのは非常に危険です。
最悪の場合、犯罪に巻き込まれる可能性があります。具体的にはどのような危険性が迫っているのか、ポストに鍵を放置する危険性から考えてみましょう。

 

ポストでの保管が危険な理由

カンタンに破壊できる

鍵の掛かったポストでも、存外カンタンに破壊できます。
特にマンションの共用部分にまとめて設置されている集合ポストは、ダイヤル式のロックが掛かっていても成人男性が破壊を目的に力を加えれば、開錠が可能です。
オートロックも完全な防犯対策とは言い切れない以上、ハイグレードマンションでもポストで鍵を管理すべきではありません。

 

カンタンに取り出せる

ポストに外付けの錠前を追加すれば破壊が困難になり、開錠を諦めてくれるかもしれません。
しかしネットショップを使えば、細い入り口からでも目当ての物体をたぐり寄せるための特殊な道具が数千円から購入できます。
破壊されずとも、鍵が確実に入っている時間帯を突き止められてしまえば、形跡を残さずに鍵が奪われてしまうという可能性もあるのです。

 

空き巣にチェックされやすい

 

簡単に錠前を破られてしまうイメージ

 

一般的に、泥棒は空き巣に入る家の下調べを行うものです。
時には、工事の作業員として近隣の世帯への報告を装う場合があり、訪問販売員として直接家主と接触を図ってくる場合もあります。

 

しかし必ずしもわかりやすいサインがあるとは限りません。
犯罪者が慎重派ならばターゲットとの直接接触を避ける選択肢を取る可能性もあるでしょう。
場合によっては郵便物から名前・電話番号・生年月日などの個人情報をチェックする犯罪者もいます。
その際に鍵が入っていれば、確実に利用されてしまうのです。

 

合鍵を作られている可能性がある

いつも通りポストに鍵が入っていれば鍵は盗まれていません。
しかしポストに入っている鍵の写真を撮影して、町の鍵屋もしくは3Dプリンターを活用して自力で合鍵を作成されている可能性があります。
すぐには被害がなくとも、全く脈絡のないタイミングで侵入され、窃盗の被害に遭ってしまうかもしれないのです。

 

対策には電子キー

ポストに鍵を入れていると、空き巣の被害に遭う可能性が非常に高くなります。
家の周りに隠すように保管している鍵は直ちに回収し、可能な限り鍵を付け替えましょう。

 

どうしても鍵を誰かに渡す必要がある場合は「電子キー」や「スマートキー」の取り付けで、鍵を必要としない施錠が有効的です。
何よりも身を守るための鍵で危険に脅かされないように努力することが大切なのではないでしょうか。